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【出版案内】『プラットフォームと社会基盤:How to engage the Monsters』(シリーズ:怪獣化するプラットフォーム権力と法IV巻)磯部哲(編集代表)河嶋春菜・柴田洋二郎・堀口悟郎・水林翔(編著)

2024.10.07

この度、磯部哲・河嶋春菜・柴田洋二郎・堀口悟郎・水林翔(KGRIプロジェクト「プラットフォームと"2040年問題"」メンバー)編による『プラットフォームと社会基盤:How to engage the Monsters』(慶應義塾大学出版会、2024年10月)が刊行されました。本書は、KGRI 2040独立自尊プロジェクト(プラットフォームと「2040年問題」)の研究成果シリーズ「怪獣化するプラットフォーム権力と法」第IV巻です。

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本シリーズの概要

いま、急成長する科学技術、とりわけAIの力を背景に、リヴァイアサン(=国家)とは異なる〈怪獣〉が再び姿を現し、リヴァイアサン一強を前提とした近代的法システムを強く揺さぶり始めている(......)。「怪獣化するプラットフォーム権力と法」と題する本シリーズは、グローバルなメガ・プラットフォームを、旧約聖書(ヨブ記40-41章)に、海獣リヴァイアサンと二頭一対の怪獣として描かれる「ビヒモス」に喩えて、リヴァイアサンとビヒモスの力の対抗と、その制御のあり方を法学的に検討し、自由と民主主義の行く末を展望しようとするものである(山本龍彦「本講座の刊行にあたって」より)

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本書の概要

シリーズ第4巻である本書は、健康、教育、労働といういくつかの「社会基盤」を取り上げる。ビヒモスという新たな 怪獣の登場によって、何かと何かが大きく対立するばかりというよりは、むしろ、患者・子どもたち・労働者の新たな味方が登場し、彼らの健康・学修・労働の助けになってくれるイメージも可能である。DPF時代に、国家、DPF、そして各領域で中心的に活躍してきたアクターたちには何が求められるのだろうか。
※本書の英語版は、2024年度中に公表予定

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【ニュースに関する問い合わせ先】
プロジェクト名: 2040独立自尊プロジェクト
窓口担当者名:河嶋春菜 (Haluna KAWASHIMA)
E-Mail: kgri_2040pj@info.keio.ac.jp