KGRIについて

突出した専門性を融合して、
グローバル課題の解決にインパクトを

慶應義塾大学では現在、高度で学際的・国際的な教育・研究活動を行うべく「長寿」「安全」「創造」という3つのクラスターに様々な資源を集中しています。

KGRIは2016年11月に、大学のグローバル化をより一層推進するための基盤として設置された組織です。本学が集中する3つのクラスターにおける研究活動をさらに前進させ、その成果を広く国際的に発信することを目的としています。

その活動の一環として、2021年4月から「2040独立自尊プロジェクト」を設置し、超高齢社会における持続可能で幸福な社会の仕組みについて提言していきます。


KGRIが持つ大きな役割は、

  • 本学が持つ莫大な研究シーズと各クラスター領域の学問の垣根を超えたマッチングを行う
  • 各クラスター領域において、学際融合によるグローバルな研究・教育環境を整備する。(次世代を担う若手研究者の育成も含む)
  • 各クラスター横断型の社会課題解決や将来社会の発展に寄与する大型プロジェクトを主導する
というものです。

KGRIでは、本学の理念である「実学の精神」を軸として、

  • 研究機関として社会から求められている「実効性」「課題解決力」
  • 教育機関として持続的な研究活動を行うための「面白さ」「こだわり」

を両輪とする、世界に誇る学際融合的な研究・教育活動を進めています。




所長メッセージ

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20世紀は学問が細分化し、それぞれが著しいスピードで発展することで多くの成果を上げました。その一方で、あまりにも細分化しすぎたため、かえって全体が理解しにくくなってしまうという矛盾を含むこともでてきました。その反省と必要性から、21世紀に入り様々な専門分野から学際的、統合的、システム的なアプローチが試みられています。

慶應義塾は、福澤諭吉先生が唱えた「実学の精神」を教育・研究の理念としてこれまで取り組んできました。「実学」の解釈は様々ですが、その実践には学際的アプローチが欠かせないことはいうまでもありません。学問のための学問にとどまらず、学問を追究していくと同時に実社会にそれを還元していく教育・研究の姿勢が、今改めて問われてきています。そして、慶應義塾は、「実学」の伝統を糧に21世紀の社会を先導していくミッションを担っています。

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そのような学問の変革の中、KGRIは2016年に設置されました。KGRIには、現在慶應義塾が掲げている3つの研究の柱、すなわち「長寿(Longevity)」「安全(Security)」「創造(Creativity)」クラスターを基軸とし、慶應義塾の学際的な世界トップレベルの研究を牽引していくことが期待されています。そのためには、世界に開かれたグローバルな研究環境を整備し、次世代を担う若手リーダーの育成も視野に入れて取り組んでいく必要があります。

KGRIの活動を介して、近い将来「文理融合」「学部横断」といった言葉が必要のない、むしろそれらが当たり前の学際的な環境を整えていきたいと思います。そのような環境で学んだ学生たちが世界へとはばたいていく姿を想像してみてください。とても素晴らしいことだと思います。

慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート
所長 安井 正人







所長・副所長の紹介

所長
安井 正人(医学部 教授)

副所長
中原 仁(医学部 教授)、山本 龍彦(法務研究科 教授)、
泰岡 顕治(理工学部 教授)、中山 俊宏(総合政策学部 教授)

歴代の所長・副所長
KGRIのプロジェクトメンバー、所員について