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【開催報告】暗号資産研究プロジェクト 第6回「DAOをめぐるガバナンス問題」(2021.11.30開催)

2021.12.03

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暗号資産研究プロジェクト 第6回講座を開催

2021年11月30日(火)に、第6回「DAOをめぐるガバナンス問題」をオンラインで開催しました。今回は、法学部教授をお招きし、DAOs(Decentralized Autonomous Organizations)の全体像やガバナンスに関する問題や法的責任にも触れながらご講演いただきました。

  • 柳 明昌氏(慶應義塾大学法学部教授(専攻 商法、会社法、金融商品取引法))
  • 主要業績 編著『プレステップ会社法』(弘文堂、2019)、同『金融商品取引法の新潮流』(法政大学出版局、2016)、「電子記録移転権利と情報開示」『企業法の改正課題』(法律文化社、2021)、「暗号資産の有価証券該当性―SECの所説を中心として」法学研究93巻6号(2020)等


先ずは、田村 次朗教授(慶應義塾大学 法学部教授)が冒頭の挨拶を行い、暗号資産研究プロジェクトの意義の説明、今後の活動方針及び柳教授の紹介をされました。次に、柳教授よりDAOの基本的な考え方や特徴を中心に解説され、ガバナンス問題への解決手段としての役割についてもご説明されました。続いて、DAOのガバナンス問題についても述べられ、法的課題や解決の方向性についても解説されました。最後に、質疑応答の時間を設け、視聴者の方々からいただいた質問にお答えする形式で進めました。

本プロジェクトでは、暗号資産に造詣が深い実務家の方をゲストスピーカーとして直接話を聞ける機会を設けることで、暗号資産が社会にもたらす可能性に対する理解を深め、暗号資産業界の研究と普及を促進していきたいと考えています。ご参加いただいた皆様に心より御礼申し上げます。


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講演者による公開講座の様子




【プロジェクト】
暗号資産研究プロジェクト

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第6回「DAOをめぐるガバナンス問題」(2021.11.30開催)

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