セキュリティ・ガバナンスと国際関係
安全
研究概要

2016年の米国大統領選挙によって成立したドナルド・トランプ政権は、その後の4年間のセキュリティ・ガバナンスを大きく揺るがしてきた。日米の同盟関係、北大西洋条約機構(NATO)との関係、中国との貿易摩擦・技術摩擦、米朝関係、サイバーセキュリティをめぐる諸問題、そして新型コロナウイルスをめぐる世界保健機関(WHO)との関係などである。2020年の米国大統領選挙は今後の4年間を見通すための重要なイベントであり、国際関係を規定する要因になりえる。本年度の調査研究ではこのような状況を鑑み、広くセキュリティと国際関係の最新事情を調査し、我が国の今後行うべき対応を考察する。
出版物:
『サイバーグレートゲーム-政治・経済・技術とデータをめぐる地政学-』(2020年12月16日出版、千倉書房)
SDGs




プロジェクトメンバー
◎印は研究代表者
氏名 | 所属研究機関 | 職位 | 研究分野・関心領域 |
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◎土屋 大洋 | 政策・メディア研究科/総合政策学部 | 教授/学部長 | 国際関係論、情報社会論、公共政策論 |
小宮山 功一朗 | JPCERTコーディネーションセンター | 情報セキュリティアナリスト | サイバーセキュリティ |