2021年3月20日(土)に、第2回 慶應-スタンフォード Webinarを開催しました。今回のテーマは、Organoidsでありました。Stanford School of Medicine, Department of Anesthesiology, Perioperative and Pain Medicineおよび医学部生理学教室が主催し、KGRIが共催しました。ウェビナー形式で約100名の参加がありました。
先ずは、Ronald Pearl教授(Stanford University School of Medicine, Department of Anesthesiology)がOpening Remarksを行い、この慶應-スタンフォード Webinarの意義について説明をされました。
引き続き、4名の演者による講演が行われました:
質疑応答では、パネリストおよびaudienceから次のような質問がありました:腸管オルガノイドを用いた消化管疾患研究における免疫細胞の関与について、オルガノイド同士を融合させた際の神経投射の特異性について、神経発生でのサイズ調整に直接的に関わる分子の濃度勾配について。
岡野栄之 KGRI上席所員/医学研究科委員長・医学部教授がClosing Remarksを行い、 この慶應-スタンフォード Webinarの今後のテーマについての説明がありました。このように最新の研究知見の紹介と、活発な質疑応答がなされ、非常に情報価値のあるWebinarとなりました。