イベント/創造/終了

KGRI Lecture Series: (2017.12.18開催) "Surface acoustic wave microfluidics for biomedical applications"

2017.11.30

慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)では,国際的な研究・教育交流を図ることを目的として,最先端の研究・教育に携わる方を国内外よりお招きして講演会を開催しています。

今回は,カリフォルニア大学サンディエゴ校からJames Friend教授をお招きして,「Surface acoustic wave misrofluidics for biomedical applications」と題して,CELLabセミナーの一部をKGRI Lecture Seriesとして講演いただきます。


日 時:2017年12月18日(月)17:30-19:10 開場17:15
会 場:慶應義塾大学 矢上キャンパス 厚生棟3階 大会議室
共 催:CELLLab,慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)
対 象:どなたでもご参加いただけます。
言 語:英語(同時通訳なし)
その他:参加費無料,事前登録不要

講演概要:
再生医療や遺伝子治療などの最先端医療は,従来の治療が困難であった病気に対して根本的な治療を可能とする新たな医療として注目を集めている。このような最先端医療の裏側では,極めて高度な工学技術が数多く応用されている。講演者は,MHz〜GHz帯の超高周波を用いた表面弾性波(SAW)をはじめとした,超音波アクチュエーション技術についての研究を20年に渡って行い,医療分野にもその技術を応用してきた。その経験から,本講演においては,「最先端医療への工学技術の応用」について自身の研究も含めて論じるとともに,超高齢化社会を迎える日本において,最先端医療に資する工学技術の発展について考えたい。

講師プロフィール:
Missouri University of Science and Technologyを1992年卒業。同大学大学院にて1998年にMechanical engineeringのPhDを取得。1999年からUniversity of Colorado at Colorado Springs,2001年から東京工業大学でAssistant Professorを経て,2005年にMonash University in Melbourneにて,Senior Lecturer,Professor,Associate Deanとなられ,さらに彼らのチームはRMIT Universityに籍を移した。その後,2014年からUniversity of California, San Diego のProfessorとなられた。
超音波アクチュエーション研究の世界の第一人者として活躍されており,2015年にはthe IEEE Carl Hellmuth Hertz Ultrasonics Awardを受賞した。慶應からカリフォルニア大学サンディエゴ校へ留学した若手研究者の指導にも数多く携わってこられたが,現在もカリフォルニア大学サンディエゴ校と慶應義塾大学の間で進行中の国際共同研究においても中心的な役割を果たされている。

ポスター

問い合わせ
CELLLab
窓口担当者:理工学部機械工学科助教 倉科佑太(e-mail: kurashina@mech.keio.ac.jp)