エビデンスに基づく介護実践・マネジメント研究センター(SU)

 

センター概要

介護分野におけるエビデンスに基づく実践とマネジメント、政策形成の推進を目的として、塾内外の関連分野の研究者及び学生、行政や関係機関、介護事業者等と交流を深め、継続的な活動の拠点形成を目指す。

2025年度事業計画

■前年度より継続する活動内容について、継続する背景・根拠と目標
  • 介護事業者A社保有データを活用する研究
  • 介護人材確保にかかわるデータの収集・蓄積・分析に関する検討
■2025年度の新規活動目標と内容、実施の背景
  • 塾内外の関連分野の研究者及び学生、行政や関係機関、介護事業者等との意見交換
  • 共同研究等の推進に必要な研究会・ワーキングの開催

2024年度事業報告

■当該年度事業計画に対する実施内容、および研究成果と達成度
  • 介護事業者A社の利用者・職員・事業所に関する保有データを活用した共同研究のプロトタイプとして、①健康マネジメント研究科の修士の学生が、A社の全国のグループホーム約300事業所の職員の定着に関連する要因を検討(課題研究論文としてとりまとめ)、②塾内外の研究者チームで、都内の1事業所のフィールドワーク及び日々の業務記録をもとに認知症のある入居者のポジティヴな感情に着目する研究計画の検討を推進。
  • 介護分野における人材確保に関するエビデンスに基づく施策形成を可能とするデータの収集等について、行政及び民間シンクタンク等と意見交換。
■センター活動を通じて特に成果を挙げた事柄

介護事業者A社の利用者・職員・事業所に関する保有データを活用した共同研究のプロトタイプとして、A社担当者・センターのメンバー・学生から成る作業グループを組織のうえ、健康マネジメント研究科の修士の学生が、A社の全国のグループホーム約300事業所の業務データの提供を受け、職員の定着に関連する要因を検討、学位論文としてとりまとめる。

SDGs

3. すべての人に健康と福祉を 3. すべての人に健康と福祉を
11. 住み続けられるまちづくりを 11. 住み続けられるまちづくりを

設置期間

2024/04/01~2026/03/31

メンバー

◎印は研究代表者

氏名 所属研究機関 職位 研究分野・関心領域
◎ 堀田 聰子 健康マネジメント研究科 教授 介護政策、認知症、人的資源管理
新井 康通 看護医療学部 教授 老年医学、百寿者研究
後藤 励 経営管理研究科 教授 医療技術評価、医療政策
杉山 大典 看護医療学部 教授 公衆衛生学、疫学
武林 亨 医学部衛生学公衆衛生学教室 教授 公衆衛生
田口 敦子 看護医療学部 教授 公衆衛生看護
永田 智子 看護医療学部 教授 在宅看護
深堀 浩樹 看護医療学部 教授 老年看護
山本 なつ紀 看護医療学部 専任講師 在宅看護
山本 渉 健康マネジメント研究科 教授 応用統計学