AI・高度プログラミングコンソーシアム

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センター概要

教員・塾生が、AIやプログラミングを、文系理系を問わない学術研究・参学協働における必須ツールとして活用する環境を産業界と共に整え、その活用方法を研究する。若く柔軟な考え方を有する若者ほどAIやプログラミング活用に長けるという考えのもと、塾生レベルで様々な活動に取り組める最新のAI・プログラミング環境を用意し、産業界とともにAI、プログラミングを必要とするデータサイエンスやビジネスコンテスト等を企画することで、参画する塾生、すなわちAI・プログラミング能力に長けた塾生の数を増やす。そして、塾生自らの研究においてAIや高度プログラミングの利用を促進すると同時に、塾教員・研究者にも門戸を開き、塾生・企業メンバー・研究者が議論を深めることから、最新のAI・高度プログラミングツール活用の最先端を開拓すると同時に、その手法を義塾における基礎研究全般にフィードバックする。

キーワード・主な研究テーマ

人工知能、AI、プログラミング、データサイエンス、産学共同、文理融合

2020年度 事業計画

■2019年度より継続する活動内容について、継続する背景・根拠と目標
  1. 学生に対する高度計算機資源の提供
  2. レベル別AI・プログラミング講習会の実施
  3. 各種AI・プログラミングコンテストの開催
  4. 個別AI・プログラム利用相談会の定期開催
  5. 大学対抗プログラミングコンテストに出場するためのトレーニングおよび同アジア大会出場選手の渡航補助

以上に加えて新たなメンバー企業や個人篤志家の参加に向けた活動を続行する。

■2020年度の新規活動目標と内容、実施の背景

理工学部生以外の参加を強力に促すため、医療AI、金融AIといった学部横断型の活動を増やす。

2019年度 事業報告

■当該年度事業計画に対する実施内容、および研究成果と達成度

2019年度は、日吉および矢上キャンパスに設置された「AI・高度プログラミングルーム」や、一般の教室を用いて以下の活動に取り組んだ。

  1. 学生に対する高度計算機資源の提供
  2. レベル別AI・プログラミング講習会の実施(講習会は90分x5のシリーズを春学期と秋学期をとおして23シリーズ実施、受講した塾生数は述べ500名以上)
  3. 各種AI・プログラミングコンテストの開催(計7回)
  4. 個別AI・プログラム利用相談会の定期開催
  5. 大学対抗プログラミングコンテストに出場するためのトレーニングおよび同アジア大会出場選手の渡航補助

本センターは当該年度を初年度としてスタートアップセンターとして仮スタートを切ったが、発足後に多くの企業の賛同を得て、夏までには10社がメンバー企業として参加した。その結果として秋には正式なセンターとしての活動を始めることができた。

公刊論文、学会発表、イベントなど社会貢献の実績

  • AI・高度プログラミングコンソーシアム一般公開シンポジウム(2019年6月26日、日吉キャンパス協生館 藤原洋記念ホール)
  • AI画像認識コンテスト(2019年6月10日~6月24日、日吉キャンパス)
  • AI・システム実装コンテスト(2019年10月15日~11月28日、日吉キャンパス)
  • 自動運転のための環境認識技術コンテスト(2019年10月23日~12月17日、日吉キャンパス)
  • RaspberryPiを用いた軽量画像処理コンテスト(2019年10月23日~12月18日、矢上キャンパス)
  • 走行データ分析・ビジネス提案コンテスト(2019年10月31日~12月13日、日吉キャンパス)
  • モーションセンサーを用いた新アプリケーション創出ハッカソン(2019年11月18日~12月26日、日吉キャンパス)
  • 機械学習基礎習得チャレンジ(2019年12月4日~12月27日、日吉キャンパス)

センター活動を通じて特に成果を挙げた事柄

センターの活動が2019年9月16日日本経済新聞朝刊に写真入りで紹介された。
AI教育に関する先駆的な取り組みとして文部科学省からヒヤリングを受けた。

SDGs

3. すべての人に健康と福祉を3. すべての人に健康と福祉を
4. 質の高い教育をみんなに4. 質の高い教育をみんなに
5. ジェンダー平等を実現しよう5. ジェンダー平等を実現しよう
8. 働きがいも経済成長も8. 働きがいも経済成長も
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
10. 人や国の不平等をなくそう10. 人や国の不平等をなくそう
11. 住み続けられるまちづくりを11. 住み続けられるまちづくりを
12. つくる責任 つかう責任12. つくる責任 つかう責任
16. 平和と公正をすべての人に16. 平和と公正をすべての人に
17. パートナーシップで目標を達成しよう17. パートナーシップで目標を達成しよう

メンバー

◎印は研究代表者

氏名 所属研究機関 職位