KGRI Challenge Grant: 生物学の事象を解明する数理アプローチの開発
創造
研究概要

イメージング技術・シングルセル解析を始めとした科学技術の発達により様々な生命現象を高速・高解像度で捉えることが可能になっている。これまでは生命現象を単純化した数式に変換し解析を行なってきたが、OISTとの連携により複雑化した生命現象を新たな観点から数式化を試みます。さらにこれらの生命現象から得られた数式と様々な社会問題を数式化し共通点・非共通点を解明することで新たな社会問題解決の糸口を探るプラットフォームを構築します。
2024年度事業計画
これまでに多様化、複雑性を極める現代社会において、領域横断的な知識・発想が今後必要とされる中、文理融合的思考、研究活動が重要であると考える。本プロジェクトでは、OIST-Keio Academic Collaborationとして、OISTが有するAI・画像解析技術、数理モデル構築技術と慶應義塾の有するイメージングデータを通じて新たな切り口から生命現象の数理モデルを構築する。さらに文理融合的思考を基盤に、これまでの社会問題に対しても数理モデルを構築し2つのモデルの差異、共通部位から新たな社会問題への解決方法を検証する。
SDGs





プロジェクトメンバー
プロジェクトメンバー・所員について◎印は研究代表者
氏名 | 所属研究機関 | 職位 | 研究分野・関心領域 |
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◎ 筋野 智久 | 医学部 | 専任講師 | 免疫学 |
吉松 裕介 | 医学部 | 特任助教 | 消化器病学 |
宮本 健太郎 | 医学部 | 研究員 | 細菌学 |
千田 彰彦 | 医学研究科 | 博士課程 | 腫瘍免疫 |
工藤 裕実 | 医学研究科 | 博士課程 | 腸管免疫 |
鈴木 祥平 | 医学研究科 | 博士課程 | 消化器病学 |
ムスタファ サミ | OIST Physics and Biology Unit. | 研究員 | 人工知能 |
ジョナサン ミラー | OIST Physics and Biology Unit. | 教授 | 物理学 |