イベント/終了

【開催案内】標準必須特許(SEP)グローバル・ワークショップ(2024.3.18開催)

2024.02.07

標準必須特許(SEP)を巡る議論は新たな段階を迎えています。
欧州ではUPC(統一特許裁判所)が発足したほか、欧州委員会からSEPに関する新法案が上程されたほか、知財強国を目指す中国の国家戦略を前に米国や韓国も相次いで国家標準戦略を発表するなど、SEPを巡る環境はグローバルに変化し、Avanciなどのパテントプールの動きも注目された年でした。SEPを巡る係争も依然続いているものの、新たな訴訟提起・判決より、むしろ大型ライセンス契約の締結・訴訟終結など収束の動きが目立った年でもありました。
慶應義塾大学知的財産フォーラムは、活動11年目を迎えるSEP(標準必須特許)研究会をお迎えし、同研究会と共催で、SEPグローバル・ワークショップを実施し、SEPを巡るグローバル動向を振り返ります。

【プログラム】(敬称略)
■開会挨拶
 君嶋 祐子(慶應義塾大学法学部・大学院法学研究科教授、KGRI所長、サイバーフィジカル・サステナビリティ・センター(CPSセンター)代表)
■来賓挨拶(経済産業省)
■講演「この一年の世界SEP訴訟動向」
 松永 章吾(ゾンデルホフ・アインゼル法律特許事務所 パートナー・弁護士・弁理士)

基調講演(英語)「EUにおけるSEP訴訟-最近の動向」
 Dr. Matthias Zigann (欧州統一特許裁判所(UPC)ミュンヘン支部判事、ドイツ・ミュンヘン高等裁判所第38民事部(知的財産)部総括判事)

 ※日本語による概要の説明:紋谷 崇俊(西村あさひ法律事務所 弁護士・弁理士・NY州弁護士)
■講演(英語)「米国から見える中国の知財SEP政策の行方(禁訴令、グローバルFRANDレート)」(仮題)
 Mark Cohen(元カリフォルニア大学バークレー校 法と技術バークレーセンター (BCLT) アジア知財プロジェクトディレクター)
 ※日本語による概要の説明:二又 俊文(SEP研究会 座長)
■講演「中国の知財強国への道〜国家知財施策と中国企業動向」
 島田 英昭(独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)香港事務所 知的財産部長)
■講演「競争法とSEP」
 池田 毅(池田・染谷法律事務所 代表パートナー・弁護士)
■講演「SEPを巡る諸問題について日本企業における活動を通じた考察」
 譽田 裕丈(日本電気株式会社知的財産部門 渉外統括部長・弁理士)
■クロージング
 二又 俊文(SEP研究会座長・東京大学未来ビジョン研究センター客員研究員) 
※ Mark Cohen氏はオンライン登壇ですが、それ以外はすべてリアル登壇となります。
※ 紙資料の用意はございません。タブレット・PCなどをお持ちいただき、これらの機器で資料をご覧ください。会場にはWi-Fiがあります。
※ プログラムは変更される場合があります。
※ 英語でのプレゼンテーションの通訳はございませんが、日本語で要約を致します。
※ 日本語のプレゼンテーションに通訳はございません。


共催:
・SEP研究会
慶應義塾大学知的財産フォーラム
日時:2024年3月18日(月) 13:00~18:00
会場:慶應義塾大学三田キャンパス 南校舎5階ホール  (定員300名 ※先着順)
対象:どなたでもご参加いただけます  ※要事前登録
言語:英語・日本語  ※同時通訳無し、日本語で要約いたします。
参加費:無料
事前登録:こちらより、事前登録をお願いします。

【懇親会のご案内】
時間:18:20〜20:30
会場:慶應義塾大学三田キャンパス 南校舎4階 ザ・カフェテリア
定員:100名(希望者のみ)
懇親会費:5,000円
※3月8日以降のキャンセルは、キャンセル料(全額)を申し受けます。
※定員になり次第申し込みを締め切ります。

イベントポスターは こちら

【問い合わせ】
Keio IP Forum
窓口担当者名:Prof. Yuko Kimijima
メールアドレス:seminars.keio.law@gmail.com