Keio STAR (Sustainable and Transformative Actions for Regeneration)(SU)

 

センター概要

Keio STARは、サステイナビリティを実践するためのセンターである。
Keio STARは、社会、経済、文化、空間・自然の4つの柱を通して持続可能で魅力的な未来の構築を目指し、未来学、クリエイティブ思考(art thinkingやdesign thinking)、アントレプレナーシップ、テクノロジーをコアドライバーとしてグローバルなフィールドで研究、提言、実践を目指すアクションタンクである。アクション(実践)は、スタートアップを含む持続経済活動を通して持続可能な未来社会の実現に寄与していく。世界のトップ研究所(ユニークな拠点)を目指す。

2025年度事業計画

■前年度より継続する活動内容について、継続する背景・根拠と目標
  1. 会員企業との契約締結を行い、本センター設置申請を6月に行うべく準備する
  2. 会員と合意するアクションプロジェクトの実施
  3. 9月の国連総会でのセッションの実施
  4. 第2回Global Meetingの実施
■2025年度の新規活動目標と内容、実施の背景
  • ラーニングプラットフォームであるS-School(Sustainability School)の立ち上げ
    塾生を対象としたサステナビリティに関する学びの場を実施する(ワークショップ、ミニレクチャーなど)
  • 塾生会議との協働の模索
    塾生会議で提言される優秀な提言を実行するための協力について検討する

2024年度事業報告

■当該年度事業計画に対する実施内容、および研究成果と達成度

2024年度活動計画に対しての活動実績は以下の通りである:

  1. シンポジウムの実施 未実施
  2. アクションを伴うプロジェクトを発足 未実施
    上記1と2については、24年度は本センター立ち上げのための資金獲得を大きな目標とし、有識者からの助言に従い、本センターの活動計画を固めるための活動に集中した。
  3. ラーニングプラットフォームとして、ワークショップ、講演会などの実施
     1)2024年9月 ニューヨークで開催された国連総会に合わせて、Summit of the Futureにおいて、塾生を派遣し国際交流を目的としたセッションを企画、実施した
     2) 2024年12月に経済学部が主催した「女性の活躍を聞くシリーズ」 講演会第2回「意思決定のテーブルにつこう。女性のリーダーシップ論」に共催し、ジェンダー平等のSDGsゴールの達成を目指す活動に貢献をした。
     3)2025年3月10日に気候変動の課題解決に取り組む学生ワークショップ実行委員会が主催した全国の大学の学生を対象とした「~気候変動の課題解決に取り組む~学生ワークショップ2025」に共催した
  4. 2025年World Economic Forum Annual Meeting(ダボス会議)開催期間中に特別セッションの実施
    2025年1月 世界経済フォーラム年次大会(通称ダボス会議)の開催期間に、ダボス市内にて、会員企業候補とミーティングを実施したほか、サステナビリティに関するNPOなどとも意見交換を実施した。また、会員企業候補とミーティングを実施したほか、サステナビリティに関するNPOなどとも意見交換を実施した

当初計画には含まれない活動は:

  1. 北別館に拠点を設置するための準備(利用申請、空間のデザイン及び発注)を実施した。
■公刊論文数(件数と主たる公刊誌名)、学会発表件数(国内・国際)、イベントなど社会貢献の実績(年月日、場所)
  1. 2024年9月 ニューヨークで開催された国連総会に合わせて、Summit of the Futureにおいて、塾生を派遣し国際交流を目的としたセッションを企画、実施した
  2. 2024年12月に経済学部が主催した「女性の活躍を聞くシリーズ」 講演会第2回「意思決定のテーブルにつこう。女性のリーダーシップ論」に共催した
  3. 2025年3月10日に気候変動の課題解決に取り組む学生ワークショップ実行委員会が主催した全国の大学の学生を対象とした「~気候変動の課題解決に取り組む~学生ワークショップ2025」に共催した
  4. 2025年1月 世界経済フォーラム年次大会(通称ダボス会議)の開催期間に、ダボス市内にて、会員企業候補とミーティングを実施した
■センター活動を通じて特に成果を挙げた事柄

2025年1月 世界経済フォーラム年次大会(通称ダボス会議)の開催期間に、ダボス市内にて、会員企業候補とミーティングを実施したほか、サステナビリティに関するNPOなどとも意見交換を実施した。また、会員企業候補とミーティングを実施したほか、サステナビリティに関するNPOなどとも意見交換を実施した。この活動を通して、世界的なリーダーに対して、慶應義塾のサステナビリティの活動を発信できた。

2023年度事業報告

■当該年度事業計画に対する実施内容、および研究成果と達成度

設置してから半年の初年度活動は以下のとおりである

  • 人選
    3本柱の1つであるアントレナーシップを専門とする所員が参加。
    アドバイザリーボードメンバーとのミーティングを実施
  • 資金調達
    指定寄付が1件確定。
    ダボス会議にて有識者と塾長とミーティングを依頼。2名と接点を持つことを実現。
  • 活動準備
    アクションパートナーの候補となる企業、個人とミーティングを実施
    スタンフォード大学School of Sustainabilityとミーティングを実施
    アントレブレナー教育に関するシリコンバレーの投資家とミーティングを実施
■センター活動を通じて特に成果を挙げた事柄

世界的に著名なTim Brownn氏(IDEO社 Chairman)をはじめとする3名の有識者が就任した。また、スタンフォード大学School of Sustainabilityとの提携を視野に入れた意見交換を開始した。

SDGs

1. 貧困をなくそう 1. 貧困をなくそう
2. 飢餓をゼロに 2. 飢餓をゼロに
3. すべての人に健康と福祉を 3. すべての人に健康と福祉を
4. 質の高い教育をみんなに 4. 質の高い教育をみんなに
5. ジェンダー平等を実現しよう 5. ジェンダー平等を実現しよう
6. 安全な水とトイレを世界中に 6. 安全な水とトイレを世界中に
7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに 7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
8. 働きがいも経済成長も 8. 働きがいも経済成長も
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
10. 人や国の不平等をなくそう 10. 人や国の不平等をなくそう
11. 住み続けられるまちづくりを 11. 住み続けられるまちづくりを
12. つくる責任 つかう責任 12. つくる責任 つかう責任
13. 気候変動に具体的な対策を 13. 気候変動に具体的な対策を
14. 海の豊かさを守ろう 14. 海の豊かさを守ろう
15. 陸の豊かさも守ろう 15. 陸の豊かさも守ろう
16. 平和と公正をすべての人に 16. 平和と公正をすべての人に
17. パートナーシップで目標を達成しよう 17. パートナーシップで目標を達成しよう

設置期間

2023年7月1日~2025年6月30日

メンバー

◎印は研究代表者

氏名 所属研究機関 職位 研究分野・関心領域
◎ 稲蔭 正彦 メディアデザイン研究科 教授 クリエイティブイノベーション、ストーリーテリング、エンタテイメント
岡田 英史 慶應義塾/理工学部 常任理事/教授 生体医用光工学、光・画像応用計測
蟹江 憲史 政策・メディア研究科 教授 サスティナビリティ学、国際関係論
河端 瑞貴 経済学部 教授 空間情報科学、経済地理、都市地域政策
芦澤 美智子 経営管理研究科 准教授 経営戦略論、アントレプレナーシップ
森田 香菜子 経済学部 准教授 環境ガバナンス・ファイナンス、国際関係論、国際開発学