Keio STAR (Sustainable and Transformative Actions for Regeneration)(SU)

 

センター概要

Keio STARは、サステイナビリティを実践するためのセンターである。
Keio STARは、社会、経済、文化、空間・自然の4つの柱を通して持続可能で魅力的な未来の構築を目指し、未来学、クリエイティブ思考(art thinkingやdesign thinking)、アントレプレナーシップ、テクノロジーをコアドライバーとしてグローバルなフィールドで研究、提言、実践を目指すアクションタンクである。アクション(実践)は、スタートアップを含む持続経済活動を通して持続可能な未来社会の実現に寄与していく。世界のトップ研究所(ユニークな拠点)を目指す。

2024年度事業計画

■前年度より継続する活動内容について、継続する背景・根拠と目標
  • 人選
    アドバイザリーボードの設置
  • 資金調達
    寄附金、企業からのメンバーシップなどを通して安定した資金獲得を目指す
■2024年度の新規活動目標と内容、実施の背景
  • シンポジウムの実施
  • アクションを伴うプロジェクトを発足
  • ラーニングプラットフォームとして、ワークショップ、講演会などの実施
  • 2025年World Economic Forum Annual Meeting(ダボス会議)開催期間中に特別セッションの実施

2023年度事業報告

■当該年度事業計画に対する実施内容、および研究成果と達成度

設置してから半年の初年度活動は以下のとおりである

  • 人選
    3本柱の1つであるアントレナーシップを専門とする所員が参加。
    アドバイザリーボードメンバーとのミーティングを実施
  • 資金調達
    指定寄付が1件確定。
    ダボス会議にて有識者と塾長とミーティングを依頼。2名と接点を持つことを実現。
  • 活動準備
    アクションパートナーの候補となる企業、個人とミーティングを実施
    スタンフォード大学School of Sustainabilityとミーティングを実施
    アントレブレナー教育に関するシリコンバレーの投資家とミーティングを実施
■センター活動を通じて特に成果を挙げた事柄

世界的に著名なTim Brownn氏(IDEO社 Chairman)をはじめとする3名の有識者が就任した。また、スタンフォード大学School of Sustainabilityとの提携を視野に入れた意見交換を開始した。

SDGs

1. 貧困をなくそう 1. 貧困をなくそう
2. 飢餓をゼロに 2. 飢餓をゼロに
3. すべての人に健康と福祉を 3. すべての人に健康と福祉を
4. 質の高い教育をみんなに 4. 質の高い教育をみんなに
5. ジェンダー平等を実現しよう 5. ジェンダー平等を実現しよう
6. 安全な水とトイレを世界中に 6. 安全な水とトイレを世界中に
7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに 7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
8. 働きがいも経済成長も 8. 働きがいも経済成長も
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
10. 人や国の不平等をなくそう 10. 人や国の不平等をなくそう
11. 住み続けられるまちづくりを 11. 住み続けられるまちづくりを
12. つくる責任 つかう責任 12. つくる責任 つかう責任
13. 気候変動に具体的な対策を 13. 気候変動に具体的な対策を
14. 海の豊かさを守ろう 14. 海の豊かさを守ろう
15. 陸の豊かさも守ろう 15. 陸の豊かさも守ろう
16. 平和と公正をすべての人に 16. 平和と公正をすべての人に
17. パートナーシップで目標を達成しよう 17. パートナーシップで目標を達成しよう

設置期間

2023/07/01~2025/06/30(第一期)

メンバー

◎印は研究代表者

氏名 所属研究機関 職位 研究分野・関心領域
◎ 稲蔭 正彦 メディアデザイン研究科 教授 クリエイティブイノベーション、ストーリーテリング、エンタテイメント
岡田 英史 常任理事/教授 常任理事/教授 生体医用光工学、光・画像応用計測
蟹江 憲史 政策・メディア研究科 教授 サスティナビリティ学、国際関係論
河端 瑞貴 経済学部 教授 空間情報科学、経済地理、都市地域政策
芦澤 美智子 経営管理研究科 准教授 経営戦略論、アントレプレナーシップ
森田 香菜子(2024/9/14-) 経済学部 准教授 環境ガバナンス・ファイナンス、国際関係論、国際開発学