キャリア・ディベロップメント・センター(医学・生命科学)

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センター長 : 洪 実 (医学部教授)
活動拠点キャンパス : 信濃町

センター概要

本センターは、文部科学省科学技術振興調整費 若手研究者養成システム改革事業の2つのプログラム(若手研究者の自立的研究環境整備促進事業「「細胞と代謝」の基盤研究を担う若手育成」/イノベーション創出若手研究人材養成「PhD躍動メディカルサイエンス人材養成」)で培ったノウハウと、文部科学省科学技術人材育成費補助金 テニュアトラック普及・定着事業の運営を通じ、医学・生命科学領域の若手研究者のキャリアパス構築支援システムの確立と定着を目指すものである。
具体的には、(1)本学にとって最適なテニュアトラック制の仕組みの探求と、(2)非医師の実業界への輩出システムの確立を目指す。

キーワード・主な研究テーマ

テニュア・トラック制

2015年 事業計画

■前年度より継続する活動内容について、継続する背景・根拠と目標

  • テニュアトラック: 坂口講座テニュアトラック・プログラム(文部科学省 科学技術人材育成費補助金)による若手研究者育成の実施を通じ、引き続き、本学にとって最適なテニュアトラック制の仕組みを探求していく。
  • キャリア開発: 若手研究者のキャリア開発支援を継続する。文科省事業に参画して頂いていたキャリアアドバイザーと引き続き連携し、キャリア相談にオン・デマンドで対応するシステムをつくる。

■2015年度の新規活動目標と内容、実施の背景

特になし

2014年度 事業報告

■当該年度事業計画に対する実施内容、および研究成果と達成度

2014年度は、医学部および医学部坂口光洋記念講座において計4名のテニュアトラック教員(テニュアトラック講師2名、同助教2名)が研究を推進した。公的補助金により、これらテニュアトラック教員に研究スペース、研究費、経理等の事務サポートを提供し、研究に集中して十分な業績を上げ得る体制の整備を継続した。3月にテニュアトラック教員の評価を兼ねた公開セミナーを開催する。

■公刊論文数(件数と主たる公刊誌名)、学会発表件数(国内・国際)、イベントなど社会貢献の実績(年月日、場所)

  • Takubo et al. Blood. 2014 May 1;123(18):2897-9.
  • Takubo et al. J Biol Chem. 2014 May 30;289(22):15776-87.
  • Takubo et al. Dev Dyn. 2014 Jun;243(6):844-51.
  • Takubo et al. Blood. 2014 Apr 17;123(16):2540-9.
  • Takubo et al. Biochem Biophys Res Commun. 2014 Nov 14;454(2):353-7.
    ほか

■センター活動を通じて特に成果を挙げた事柄

医学部経常費によるテニュアトラック制と補助金の支援を受けたテニュアトラック制、また、医学部全体を対象とする制度設計と医学部の中の一部局を対象とする制度設計とが並立し、テニュアトラック制に関し、多角的な検証を行うことができた。

所員

所員(兼担)

岡野栄之 生理学 教授
福田恵一 内科学(循環器) 教授
洪実 坂口講座(システム医学) 教授(有期)
洪繁 坂口講座(システム医学) 専任講師(有期)
松尾光一 共同利用研究室 教授(有期・医学部)
田久保圭誉 坂口講座(発生・分化) 専任講師(有期)
小田真由美 坂口講座(システム医学) 助教(有期)
中武悠樹 坂口講座(システム医学) 助教(有期)