Challenge Grant: 日本語版LIBRE Profile-SFの開発と信頼性および妥当性の臨床研究

横断

研究概要

sato

熱傷患者さんの社会復帰を評価する患者報告型アウトカム尺度『The Life Impact Burn Recovery Evaluation Profile』の日本語版を開発し検証することを目指しています。この尺度が日本で実用化されることで、熱傷患者さんは自身の状態を把握できるようになり、医療者は患者さんが必要としている支援を理解し、治療方針の決定に活かすことができるようになります。


2025年度事業計画

■2025年度の新規活動目標と内容、実施の背景

日本語版LIBRE Profile-SFを全国100名の熱傷患者さんのご協力のもとに実際に回答いただき、既存の健康関連QOL尺度とも比較することを行います。LIBRE Profile-SFの原版は英語版ですが、これまでに国際的な手順書に準拠して日本語翻訳作業を行い、日本語版を完成させました。それに回答することで日本の熱傷患者さんの社会参加/社会復帰の程度を評価するのに信頼できる尺度であるのか、妥当な尺度であるのかを検証を開始するのが今年度の活動目標になります。



SDGs

3. すべての人に健康と福祉を3. すべての人に健康と福祉を
4. 質の高い教育をみんなに4. 質の高い教育をみんなに
8. 働きがいも経済成長も8. 働きがいも経済成長も
10. 人や国の不平等をなくそう10. 人や国の不平等をなくそう
16. 平和と公正をすべての人に16. 平和と公正をすべての人に
17. パートナーシップで目標を達成しよう17. パートナーシップで目標を達成しよう

プロジェクトメンバー

プロジェクトメンバー・所員について

◎印は研究代表者

氏名 所属研究機関 職位 研究分野・関心領域
◎ 佐藤 幸男 医学部 専任講師 救急医学
カジス ルイス ボストン大学公衆衛生大学院 名誉教授 公衆衛生学
栗原 智宏 国立病院機構東京医療センター・救命救急センター センター長 救急医学
渋沢 崇行 国立病院機構熊本医療センター・救命救急センター センター長 救急医学
伊江 将史 沖縄県立中部病院 消化器・一般外科 部長 消化器外科学
松村 一 東京医科大学病院 教授 形成外科学
藤岡 正樹 国立病院機構長崎医療センター・形成外科 部長 形成外科学
石川 耕資 北海道大学病院・形成外科 診療講師 形成外科学
浅川 翔子 東京慈恵会医科大学 講師 看護学