慶應リーダーシップセンター

横断

研究概要

Tamura

リーダーシップセンターでは、真のリーダーシップを発揮できる人材を輩出するため、研究と教育を両輪とした活動を行います。直面する問題解決に不可欠な交渉学・対話学を始め、コーチング、リーダーシップ論など様々な角度から教育を行い、ロジカルなコミュニケーション力を育成します。また、海外の研究者と提携し、世界の最新のリーダーシップ研究も視野に入れ、その研究成果を教育プログラムに常に還元します。 具体的には、リーダーシップ基礎教育、交渉学研究、対話学研究、SDGsとリーダーシップ、グローバルセキュリティガバナンス、暗号資産などをテーマとして取り扱います。

2024年度事業計画

■前年度より継続する活動内容について、継続する背景・根拠と目標

「リーダーシップ基礎」については、基本的には2023年度のカリキュラムを継続させて展開することを予定しています。既に10年近い実績があり、学生からの反応も良好であるためです。 また、研究についても、2023年度実施した内容は、内部での検討にとどまっているため、これを論文として公開する必要があると考えています。2024年度は公刊を積極的に実施していきたいです。

■2024年度の新規活動目標と内容、実施の背景

2024年度はサブプロジェクトとして、「Web3規制研究プロジェクト」が行われます。これは近年の世間的な注目の一方で、法的整備が必ずしも進んでいないという点に問題意識を持っているからです。
本サブプロジェクトの研究については、できる限り、報告書の形で文書として検討の結果を作成するようにしたいと考えています。


2023年度事業報告

■当該年度事業(活動)計画に対する実施内容、および研究成果と達成度

2023年度は、昨前年度発足した「慶應リーダーシップセンター」の更なる発展を目指しました。特に教育面において、慶應義塾の全学生に対して履修機会が得やすくなるよう、2023年度も従来三田キャンパスで行っていた「リーダーシップ基礎」を、日吉にて開催しました。
また、2022年度から実施している「リーダーとの対談」について、塾高野球部監督や福澤文明塾の卒業生に来ていただくなど、時代の先端を行く人や、学生の年代に近い人を意識的に招くことで、先達のリーダーシップの実践を直に学ぶ機会を提供することができました。学生たちの熱心な質問など、その反応から大きな手応えを今年度も感じました。さらに、「リーダーシップ基礎」の受講生向けに、福澤文明塾の特別セッションを土曜日に実施し、当時の雰囲気さながらに学習を行う機会を設けました。

 

続いて、サブプロジェクトの暗号資産研究プロジェクトについては、暗号資産、Web3、DeFi等について、勉強会を実施しました。また、グローバルセキュリティガバナンスⅡについては、遠藤特任教授を中心に、世界的に紛争が続いている中で、我が国の経済安全保障制度の構築に向けて、米国への在外研究などを行うことで、日本の今後の方向性についての検討を行いました。

■公刊論文数(件数と主たる公刊誌名)、学会発表件数(国内・国際)、イベントなど社会貢献の実績(年月日、場所)

公刊論文数(3件、法学研究)
学会発表件数(1件、国内)
イベントなど社会貢献の実績(2件、2023年5月27日、2023年11月4日、いずれも慶應義塾大学三田キャンパス)

■プロジェクト活動を通じて特に成果を挙げた事柄

リーダーシップ基礎教育の新たなアプローチを検討することができた点です。なお、この成果は2024年度、論文等を通して世間に問う予定です。



プロジェクトWebサイト:
慶應リーダーシップセンター

SDGs

4. 質の高い教育をみんなに4. 質の高い教育をみんなに
5. ジェンダー平等を実現しよう5. ジェンダー平等を実現しよう
8. 働きがいも経済成長も8. 働きがいも経済成長も
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
10. 人や国の不平等をなくそう10. 人や国の不平等をなくそう
16. 平和と公正をすべての人に16. 平和と公正をすべての人に
17. パートナーシップで目標を達成しよう17. パートナーシップで目標を達成しよう

プロジェクトメンバー

プロジェクトメンバー・所員について

◎印は研究代表者

◎ 渕川 和彦 法学部 准教授 経済法、国際経済法、リーダーシップ
青木 淳一 法学部 教授 行政法,公益事業法、リーダーシップ
田村 次朗 KGRI/大学院大学至善館 特任教授/教授 経済法,国際経済法,交渉学、リーダーシップ、グループ・ダイナミックス
福原 正大 経済学部/グローバルリーダー教育ベンチャーInstitution for a Global Society株式会社 特任教授/代表取締役社長 意思決定、人工知能、People Analytics, フィンテック
廣瀬 翔太郎 大学院法学研究科/KGRI 博士課程/臨時職員 経済法、国際経済法、交渉学、リーダーシップ
遠藤 典子 KGRI 特任教授 エネルギー、環境政策、経済安全保障、リスク・セキュリティガバナンス

サブプロジェクトメンバー
サブプロジェクト:暗号資産研究プロジェクト


プロジェクトメンバー・所員について

◎印はサブプロジェクト代表者

◎ 渕川 和彦 法学部 准教授 経済法、国際経済法、リーダーシップ
青木 淳一 法学部 教授 行政法,公益事業法、リーダーシップ
田村 次朗 KGRI/大学院大学至善館 特任教授/教授 経済法,国際経済法,交渉学、リーダーシップ、グループ・ダイナミックス
廣瀬 翔太郎 大学院法学研究科/KGRI 博士課程/臨時職員 経済法、国際経済法、交渉学、リーダーシップ

サブプロジェクトメンバー
サブプロジェクト:Web3規制研究プロジェクト

プロジェクトメンバー・所員について

◎印はサブプロジェクト代表者

◎ 渕川 和彦 法学部 准教授 経済法、国際経済法、リーダーシップ
青木 淳一 法学部 教授 行政法,公益事業法、リーダーシップ
田村 次朗 KGRI/大学院大学至善館 特任教授/教授 経済法,国際経済法,交渉学、リーダーシップ、グループ・ダイナミックス
廣瀬 翔太郎 大学院法学研究科/KGRI 博士課程/臨時職員 経済法、国際経済法、交渉学、リーダーシップ