慶應スポーツSDGsセンター(SU)
センター概要
2018年6月に出された世界保健機関の身体活動に関する世界行動計画2018-2030 (Global Action Plan on Physical Activity 2018-2030, GAPPA) を契機に、東京オリンピック・パラリンピック2020を視野に入れ、慶應スポーツSDGsプロジェクトが、2019年塾内横断的に発足した。今後継続的に、塾内横断的、かつ、幅広、自治体や企業等とも連携をとってすすめるための組織として、センターを設置した。
2022年度事業計画
■2022年度の新規活動目標と内容、実施の背景国内外の複数の地域におけるまちづくりプロジェクトやシステムズアプローチによる地域全体の身体活動推進プロジェクトと連携する。特に現在英国シェフィールドのMove More Projectと連携を進めている。
共同研究・実践のオファーのある自治体や企業をふくめ、スケールアップをはかる。また、適切な研究資金に適切なタイミングで応募し、活動を継続し、2年以内のセンター化を目指す。
年1回程度シンポジウムを実施し、成果を共有・発信する。
月1回程度、センター会議を開催し情報共有・進捗確認を行うとともに、関心のあるステークホルダーとの勉強会を継続的に実施する。
既存のプロジェクトについては、以下の通り、推進していく。
・藤沢市で継続的に行われている身体活動推進プロジェクト(ふじさわプラス・テン)について、継続的発展的に実施する。関連して2021年度藤沢市とともに実施してきた、GAPPAやシステムズアプローチを踏まえた市の身体活動推進事業についてのまとめを行い、その成果を発信する。また藤沢市内の施設の新規事業について、新たに共同研究を推進する。
・2021年度に実績を積んだオンライン・オフライン併用運動プログラムについて、ノウハウを更新し、継続的な実施ならびに、横展開を図る。
・コロナ禍・コロナ後のオンラインも含めた体育教育、身体活動推進について、継続的に検討・実施する。
・パラリンピックを契機に始まった障害者の雇用創出としての北九州市グローブ作りプロジェクトを推進する。
・湘南地区における子供の体力づくりプロジェクトを複数の市町と連携して推進する。
・ランニングとまちづくり、SDGsをテーマに、既に進行しているプロジェクトに加え、国際的にも活動が広がっているファンランプロジェクトを推進する。
・競技スポーツの関連では、アスリートのパフォーマンスやコンディショニングに関する基盤データ取得とその構築に関する見える化プロジェクトを推進する。
プレスリリース:
「KEIO SPORTS SDGsシンポジウム2023」-多分野連携で進めるスポーツ・身体活動-の開催(2023/02/26)慶應スポーツSDGsプロジェクト 藤沢オンラインラジオ体操2022夏を開催します-朝から人も街も元気に!-(2022/08/10)
慶應スポーツSDGsプロジェクト 港北オンラインラジオ体操2022夏を開催します-朝から人も街も元気に!-(2022/07/27)
SDGs













設置期間
2022/04/01~2024/03/31メンバー
◎印は研究代表者
氏名 | 所属研究機関 | 職位 | 研究分野・関心領域 |
---|---|---|---|
◎ 小熊 祐子 | スポーツ医学研究センター | 准教授 | 環境生理学、疫学・予防医学、代謝学、内分泌学 |
石田 浩之 | スポーツ医学研究センター | 教授 | スポーツ医学、内科学、老年学 |
橋本 健史 | スポーツ医学研究センター | 教授 | 足の外科、 スポーツ医学 |
神武 直彦 | システムデザイン・マネジメント研究科 | 教授 | システムズエンジニアリング、デザイン思考、社会技術システムのデザイン、計算機科学、宇宙システム、IoT |
稲見 崇孝 | 体育研究所 | 専任講師 | 運動生理学、応用健康科学 |
蟹江 憲史 | 政策・メディア研究科 | 教授 | 政治学、国際関係論 |
佐藤 和毅 | 医学部 | 教授 | スポーツ医学 |
大澤 祐介 | 健康マネジメント研究科 | 准教授 | 老年疫学、 スポーツ科学 |
佐野 毅彦 | 健康マネジメント研究科 | 准教授 | スポーツマネジメント |
仰木 裕嗣 | 政策・メディア研究科 | 教授 | スポーツ科学、電子デバイス・電子機器、計測工学、リハビリテーション科学・福祉工学 |
東海林 祐子 | 政策・メディア研究科 | 准教授 | ライフスキル、コーチング |
林 英恵 (2022/8/1-) |
KGRI | 特任准教授 | ヘルスコミュニケーション、行動科学、社会疫学、実装科学、地域介入 |