イベント/創造/終了

【開催報告】暗号資産研究プロジェクト 第5回「DeFi -分散型金融と暗号資産法制の現在・未来-」(2021.8.27開催)

2021.08.30

Only available in Japanese

暗号資産研究プロジェクト 第5回講座を開催

2021年8月27日(金)に、第5回「DeFi -分散型金融と暗号資産法制の現在・未来-」をオンラインで開催しました。今回は、法律事務所ZeLo・外国法共同事業の弁護士をお招きし、暗号資産法制の全体像や直近の改正、具体的な事例にも触れながらご講演いただきました。

  • 島内 洋人氏(弁護士、法律事務所ZeLo・外国法共同事業)
  • 2017年東京大学法学部卒業後、司法試験予備試験合格。2019年弁護士登録(第二東京弁護士会所属)。2020年法律事務所ZeLo・外国法共同事業参画。多くのブロックチェーン技術を用いたビジネスのリーガルスキームの整理・構築に携わる。2021年6月から株式会社CAMPFIRE SOCIAL CAPITAL 審査委員会 委員。著書に『ルールメイキングの戦略と実務』(商事法務、2021年)、『Japan in Space - National Architecture, Policy, Legislation and Business in the 21st Century』(Eleven International Publishing、2021年)、論文に「ステーブルコイン・DeFiとCBDC」(金融・商事判例1611号、2021年)など。


先ずは、田村 次朗教授(慶應義塾大学 法学部教授)が冒頭の挨拶を行い、暗号資産研究プロジェクトの意義の説明や島内氏の紹介をされました。次に、島内氏より暗号資産法制の現在を資金決済法や金融商品取引法を中心に解説され、規制の必要性についてご説明されました。続いて、DeFi(分散型金融)の種類や特徴についても述べられ、DeFiを踏まえた今後の法規制や規制当局の動きについても解説されました。最後に、質疑応答の時間を設け、視聴者の方々からいただいた質問にお答えする形式で進めました。

本プロジェクトでは、暗号資産に造詣が深い実務家の方をゲストスピーカーとして直接話を聞ける機会を設けることで、暗号資産が社会にもたらす可能性に対する理解を深め、暗号資産業界の研究と普及を促進していきたいと考えています。ご参加いただいた皆様に心より御礼申し上げます。


/images/Eventreport_cryptocurrency_5_20210830.png

講演者による公開講座の様子




【プロジェクト】
暗号資産研究プロジェクト

【開催案内】
第5回「DeFi -分散型金融と暗号資産法制の現在・未来-」(2021.8.27開催)

【開催報告】
暗号資産研究プロジェクト 講座