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KGRI Lecture Series: (2017.12.4開催) 「国際的なリーダーシップを発揮するために重要なことはなにか~老化・寿命研究の最先端を交えて~」

2017.11.21

Japanese Only

慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)では,国際的な研究・教育交流を図ることを目的として,最先端の研究・教育に携わる方を国内外よりお招きして講演会を開催しています。
今回は,米国ワシントン大学から今井眞一郎教授をお招きして,「国際的にリーダーシップを発揮するために重要なことは何か~老化・寿命研究の最先端を交えて~」と題して講演いただきます。

日 時:2017年12月4日(月)16:30-17:30
会 場:慶應義塾大学 信濃町キャンパス 総合医科学研究棟1階ラウンジ
共 催:慶應義塾大学医学部・医学研究科,グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)
対 象:学内学部生,大学院生,研究者
言 語:日本語
その他:参加費無料,事前登録不要

講演概要:
現在日本の社会では,超高齢化,少子化が急速に進行しており,近い将来に数々の大きな社会問題を引き起こすことが懸念されている。これらの問題に対する解決策を考える上で,老化・寿命の根本的なメカニズムを理解し,そこから有効な抗老化方法論を樹立することは,喫緊の課題である。講演者は,哺乳類における老化・寿命のメカニズムの研究を,日本,米国において30年に渡って行い,老化・寿命研究の最先端をリードしてきた。その経験から,本講演においては,「国際的にリーダーシップを発揮する」ということはどういうことなのか,そのために重要なことは何か,といった点について,自身の研究も含めて論じるとともに,そこから日本が「長寿国家」として世界のロールモデルとなる道を模索してみたい。

今井眞一郎教授のプロフィール:
本学医学部を1989年卒業。本学医学研究科で1995年博士取得。1997年からMITのDr. Leonard Guarente の研究室でポスト・ドクトラル・フェローとアソシエイトを経て,2001年にワシントン大学(セントルイス)医学部,発達生物学(Developmental Biology)で研究室を立ち上げ,2013年に教授となられた。
長寿医学研究の世界の第一人者として活躍されており,長寿関連遺伝子として知られているサーチューインの発見者の一人である。慶應からワシントン大学へ留学した若手研究者の指導にも数多く携わってこられたが,現在もワシントン大学と慶應義塾大学の間で進行中の国際共同研究においても中心的な役割を果たされている。

ポスター

本件に関するお問い合わせは,信濃町国際担当へお願いします。
ic-shinanomachi@adst.keio.ac.jp