2025年度 寄附講座

KGRIでは,寄附金を資金源とした独自の講座を開講します。講座の内容に関する領域の専門家から実践的な知識や理念を学ぶ機会を作ることで、慶應義塾大学における研究・教育活動のより一層の充実を図ることを目的としています。※"+"をクリックし詳細をご覧ください。


学生の声
履修した学生の声は こちら


リーダーシップ寄附講座「リーダーシップ基礎」

担当教員 :渕川 和彦(法学部准教授)、田村 次朗(KGRI特任教授)
開  講 :秋学期 火曜 4限

 本講座では、世界各国における最先端のリーダーシップ研究・教育を組み入れた講義と、履修者同士の「対話」に主眼を置く参加型の授業(アクティブ・ラーニング)を実施します。グローバルリーダーシップを理論と実践の両面から体系的に学習することで、時代を先導し、協働・対話・決断する力を有する人材を育成します。さらに、社会的課題に対してグループごとに探求し提案をまとめるワークショップを並行して行い、学びを実社会に生かす「実学」を実践します。
 本講義を通じて得られる多様な経験は履修者のコミュニケーション力を鍛え、他者との関係の中で自ずと自己に向き合い、大学生活の真の目的を考える深い思考に導きます。


学生にむけて
 グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)では、所属の教員及び各分野から招聘した専門家を講師として、最先端の課題を取り上げた講座を開設します。その1つである「リーダーシップ基礎」は、海外の研究者と提携して最新のリーダーシップ理論を研究し、その成果を教育として講座に還元、さらに履修者の学びを測定し、データとして研究に還流させる、まさに生きた学問です。
 本学の関連する教育研究分野と密接に連携しながら、文理融合研究や領域横断研究を推進するという、KGRIの機能を最大限に発揮することを目指し、このプログラムを運営しています。

1.設置科目、履修上の取り扱いについて
 すべての学部、研究科の学生を対象とし、秋学期に日吉で開講します。事前課題は設定しませんが、履修希望者が多い場合には、抽選を行うこともあります。
 また、リーダーシップの基礎力を育成するため、本講座ではアクティブ・ラーニングを主軸としており、原則として毎回の出席を求めます。講座の詳細については、下記の動画を視聴してください。
 なお、学習効果や進捗状況等を考慮して各セッションの順番が前後することもあります。

質問・相談)適宜受け付けます。メール(keioleadershipcenter[at]gmail.com)までご連絡ください。発信の際は[at]を@に置き換えてください。

2.ガイダンス
オンデマンドにてガイダンスを行います。
こちらからご覧ください。



サイバー文明:レボリューションとエボリューション

担当教員 :村井 純(KGRI特任教授)、ファーバー・デイビッド(特別招聘教授(国際))
開  講 :春学期 火曜 1限、秋学期 火曜 1限

 デジタル技術は人々の生活様式から経済システム、そして社会の統治構造にいたるまで広範な影響を与えつつあり、そのインパクトの大きさは新たな文明の勃興といってもいい広がりと深さを持っている。この大きな変化の中で社会を正しく導く人材を養成するためには、技術的な視点だけでなく、哲学、法、経済、医療(Wellbeing)なども含め、分野横断的で先端的な研究に基づく高度な教育が必要となる。本科目はサイバー文明研究センターで蓄積した知見と人脈をベースに、世界性高水準の内容の授業を提供することを企図するものである。特別招聘教授(国際)のファーバー教授を主たる指導教授としてすえ、複数研究科の教員に参画をあおぎながら、サイバー文明の姿を多面的に学び、新たな知の創造を行う。


学生にむけて
グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)は、学部・研究科横断的な全塾的研究組織として設置され、一学問領域や一国・地域におさまらない学際的、国際的連携研究を推進しています。 このような研究活動を背景として、KGRI所属の教員および各分野から招聘した専門家を講師として、最先端の課題を取り上げた講座を開設します。

1.設置科目、履修上の取り扱いについて
講座への参加に基づいて評価を行うため、毎回の出席を必要とする。
概要説明は第1回の講義で行う。
ゲスト講師の都合により、予定している講義の順番が入れ替わることもある。原則すべてオンライン授業。

2.ガイダンス
2025年度のガイダンスは実施いたしません。概要説明は第1回の講義で行います。