イベント/創造/終了

KGRI Lecture Series: (2018.1.11開催) 「医用画像への工学的アプローチ」※会場変更あり

2017.12.27

慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)では,国際的な研究・教育交流を図ることを目的として,最先端の研究・教育に携わる方を国内外よりお招きして講演会を開催しています。

今回は,梨花女子大学校・准教授のTaeyong Lee先生をお招きして,「Engineering Approaches of Medical Images」と題して講演いただきます。


日 時:2018年1月11日(木)16:45~18:00  ※授業終了後,準備が整い次第開始します。
会 場:慶應義塾大学 矢上キャンパス 14棟創想館2階セミナールーム3 ※会場変更となりました。
共 催:慶應義塾大学理工学部機械工学科,慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)
対 象:どなたでもご参加いただけます。
言 語:英語(同時通訳なし)
その他:参加費無料,事前登録不要

講演概要:
急速な高齢化に伴い、骨粗鬆症の患者は増加傾向にあり、その対策が重要な課題となっています。骨粗鬆症の診断には、二重X線吸収法(DXA)による骨密度測定広く用いられていますが、それに基づく骨折リスクの予測は必ずしも信頼性が高いとはいえない状況です。骨折リスクをより正確に予測し、予防につなげるためには、大腿骨頸部の骨強度と密接に関係する、骨形態と骨量分布の研究が不可欠です。本講演では、大腿骨頸部の形態・骨量分布の個体差、骨粗鬆症の薬物治療による骨量分布の変化、数値計算による骨折リスク解析を通して、骨粗鬆症における骨折メカニズムを理解し、その正しい診断と、効果的な予防を確立することを目指す取り組みについて紹介します。

講師プロフィール:
2001年にウィスコンシン大学マディソン校で生体医工学の博士取得。その後ハーバード大学のポスト・ドクトラル・フェロー、ジョンズ・ホプキンス大学のリサーチ・アソシエイトを経て、2005年にシンガポール国立大学・助教、2016年より、梨花女子大学校・工学部に新設された、機械・生体医工学科の准教授となられ、現在に至る。


ポスター

問い合わせ
理工学部機械工学科 植田利久(e-mail: ueda@mech.keio.ac.jp)