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「2017年度アーミテージ・プログラム」実施

2017.07.31

グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)安全クラスター「アーミテージ記念教育事業」では、米国の国務副長官などを歴任したリチャード・L・アーミテージ氏を三田キャンパスにお招きして、大学院セミナー、シンポジウムを開催しました。本プログラムは、国内12社の支援により、本年から5年間に渡る開催を計画しています。

■大学院セミナー 5月25日(木) 三田キャンパス東館6階G-Lab
大学院セミナーでは、4名の後期博士課程在籍者および1名のポスドクによる研究発表が行われ、アーミテージ氏およびトーケル・パターソン氏(元米大統領特別補佐官)によるアドバイスを受けることができました。発表者は今年度中に米国ワシントンDCを訪問し、研究発表等を行う予定です。

■シンポジウム「米国新政権下の日米関係」 5月26日(金) 三田演説館
駒村圭吾グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)所長による挨拶に続いて、アーミテージ氏による基調講演、そして、パネル討論が開かれました。パネル討論には、パネリストとして添谷芳秀法学部教授、秋田浩之日本経済新聞社本社コメンテーターのふたり、モデレーターとして細谷雄一法学部教授が参加し、米国のトランプ政権、日米関係、東アジア情勢をめぐって議論が交わされました。







=アーミテージ記念教育事業:堅固な日米関係のための新しい基盤構築=
米国の国務副長官などを歴任したリチャード・L・アーミテージ氏を招き、次世代の日米関係に資する人材の育成を目指した教育プログラムです。毎年アーミテージ氏および米国の研究者を招聘し、本学での教育活動に参加いただくとともに、本学の大学院生を米国ワシントンDCに派遣し、日米関係や東アジアの安全保障問題等に取り組む人材の育成に努めます。本プログラムは国内の12社の支援を受けて実施されるものです。
支援企業(企業名アイウエオ順)
株式会社IHI、ANAホールディングス株式会社、住友商事株式会社、株式会社西武ホールディングス、東海旅客鉄道株式会社、トヨタ自動車株式会社、日本電気株式会社、株式会社日立製作所、三井物産株式会社、三菱重工業株式会社、三菱商事株式会社、三菱電機株式会社