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【開催報告】"The Emerging Social Order of Data Colonialism: Why Critical Social Theory Still Matters!"講演会(2019.4.16開催)

2019.04.25

4月16日(火)、慶應義塾大学三田キャンパス・東館6階G-Labにおいて安全クラスター「リスク社会とメディア」プロジェクトの一環として、London School of Economics and Political Science のニック・クドリー教授講演会"The Emerging Social Order of Data Colonialism: Why Critical Social Theory Still Matters!"を開催しました。

本講演において、クドリー教授は、今日のデジタルメディア社会を分析するために「データ・コロニアリズム」という概念が有効であると主張しました。そして私たちの「データ」が一部の企業や国家によって収集・搾取されている現状を指摘しました。クドリー教授はこうしたメディアとデータによって構築される複雑な社会秩序を説明・分析するうえで批判的社会理論を活用することの重要性を強調しました。

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写真1:講演会


講演後には、質疑応答の時間が設けられました。クドリー教授は会場からのクリティカルなコメントに、熱心に答えてくださいました。講演会には、慶應学内外から60名以上に及ぶ多くの参加者が集まり、大盛況のうちに終わりました。
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写真2:質疑応答



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写真3:Couldry教授との集合写真


本イベント関する問い合わせ
S19-02 基軸PJ研究推進プログラム<安全>「リスク社会とメディア」プロジェクト
窓口担当者:有澤雄毅
e-mail: yuki-arisawa[at]keio.jp
発信の際は[at]を@に置き換えてください。