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KGRI Lecture Series: 社会変革を導く「すべての米国市民のための婚姻の自由」キャンペインから学ぶ<変革を勝ち取るための教訓>(2018.3.9開催)

2018.02.23

慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)では,国際的な研究・教育交流を図ることを目的として,最先端の研究・教育に携わる方を国内外よりお招きして講演会を開催しています。

今回は,エヴァン・ウォルフソン弁護士をお招きして,アメリカの同性婚訴訟の動向を中心に,広くLGBTを含むマイノリティの社会的承認を目指して,法曹や市民がどのように社会変革に取り組むかについて講演いただきます。


日 時:2018年3月9日(金)14:30~16:30  開場 14:00
会 場:慶應義塾大学 三田キャンパス 北館ホール
主 催:慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)
共 催:LLAN(Lawyers for LGBT & Allies Network)
対 象:どなたでもご参加いただけます。
言 語:英語(同時通訳なし)
その他:参加費無料,事前登録不要

講演紹介:
全国の全州の同性婚合法化にむけて設立されたFreedom of Marry の創設者兼代表であり、2015年の米国全土での同性婚が実現されるまで、30年以上活動を継続し、多大な貢献を行う。エヴァンのこれまでの活動については、数多くの賞を受賞した映画「Freedom to Marry」に描かれており、公開直後から日本でも幾度も上映されている。
1983年のハーヴァード大学法科大学院でLGBTの権利、同性婚に関する論文を執筆。1990年代にはハワイの同性婚訴訟で、原告訴訟代理人の一人となり、アメリカ国内の同性婚運動へのさきがけとなる。同性婚のみならず、これまで、LGBTの権利やHIV/AIDSに関連するさまざまな訴訟に携わった経験を有する。2004年には、「Why Marriage Matters: America, Equality, and Gay People's Right to Marry」(出版:Simon & Schuster)を執筆。
米国では「the godfather of gay marriage(同性婚の父)」(Newsweek/The Daily Beast)と評され、米国の学術誌National Law Journalでは2000年に「米国でもっとも影響力のある弁護士100人」に、Timeでは、「世界でもっとも影響力のある人物100人」に選ばれる。2012年には、コロンビア大学バーナードカレッジより、オバマ大統領とともにバーナードメダル(Barnard Medal of Distinction) を受賞。
2015年に米国で同性婚が実現した後は、日本を含めた世界での同性婚の実現に向けた活動を行う。また、ジョージタウン大学ローセンターやイェール大学で教鞭をとるほか、世界最大規模の法律事務所Dentonsでシニア・カウンセルとして勤務する。
1978年 イェール大学(歴史学専攻)卒業
1983年 ハーヴァード大学ロースクール 卒業

ポスター

関連Webサイト
Freedom to Marry (Evan Wolfson)

問い合わせ
慶應義塾スーパーグローバル事業推進室(KGRI担当)
E-mail: kgri@info.keio.ac.jp